VOICES

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平岡で働く人の声

苦労も喜びも共にできる
部署を越えて気持ちはひとつ

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営業部課長 兼 営業部業務課課長

熊谷 公宏

KIMIHIRO KUMAGAYA

大手に負けず胸を張れるのは
絶対的に信じられる最強の仲間達がいるから。

仲間全体で励ましあい、一緒に目的に向かうという、深く染み込んだ体質が平岡商事にはあって。第一にお客様からの信頼と期待を裏切らないこと、それを全員が真剣に思って行動すること、目標達成のために全員が全力を尽くすことができる。そういう仲間たちがいつもまわりにいる。このような会社でありチームであることは、社外のお客様と接する営業の立場として、これ以上なく心強く感じていますし、それを自信と誇りとして商談に赴くことができるのです。平岡の商品は絶対に手抜きがない、どこに出しても恥ずかしくない、だから胸を張れる。たとえ多少難しい注文でもウチの仲間たちならなんとかしてくれる、だから私もできる限りお客様の注文を聞くことができる、必ず話を最後までまとめて帰ってみせる、そういう気持ちで臨むことができているのです。どんな業界であれ、自社の商品や技術力にプライドを持てることは非常に大切なことで、もし少しでも自信が持てないものをお客様に売ってしまうこと、できるかどうかもわからない注文を無責任に受けることは、お客様への大きな裏切りとなってしまうです。私は営業として、会社の顔、看板としてお客様の元へ日々伺います。そのときに一点の曇り無く、自信に満ちた顔で向かうことができています。言うまでもなく、そんな気持ちにさせてくれる頼もしい仲間たちが私の後ろに常にいてくれるからです。

全員がチームの一員という実感。
仲間同士の一体感を感じられる職場。

私は出自から周りに比べて少し異質かもしれません。ものを造ったり機械に触れたりが好きだったわけでもなく、そういう製造の世界とはまったく無縁な企業から中途で転職してきたという経歴です。それまではスーツ量販店で販売をずっとやっていました。転職は当時40くらいでしたので勇気も必要でしたが、とにかく飛び込んでみたのが出会いでした。決意をさせてくれたのは、見学に訪れ諸先輩方とのお話の中で感じた空気です。もう直感的に「あ、ここで働きたい」と思いました。たとえばスーツの販売では自分の売上げが給料や評価となる世界でした。当然、同じ職場にいる人間というのは同僚である半面、ライバルでもあります。お互いに刺激しあえる、高めあえる関係なら良いのですが、多くの場合は関係がギスギスしたものになったりも。足のひっぱりあいもあるでしょうし、お得意様の奪い合いという醜さも…表面のキレイなことだけではなくなってきます。そんな雰囲気に少し嫌気がしていたのもあり転職を考えていたのです。平岡商事は作業をおこなうスタッフから責任者まで、会社にいる皆が、おなじ目標に向かい何が何でも達成するために一丸となってグングン進む集団でした。人間は機械ではありませんから疲労もあれば病気もします。そういったときでも仲間同士で支え合ったりフォローしたり、気遣いあって休憩を回していたり。私も営業職ながら手があいていれば同僚や作業スタッフに小休止を取ってもらうため、わずかな時間であってもラインに入って作業を手伝うこともあります。

自分たちが関わった商品を
街で見かけるのがうれしくなる。

休日に家族とホームセンターへ行くことも多いのですが、やはり自分たちが関わった製品が置いてないか、ついつい探してしまいます。見つけるとやはり嬉しくなりますし、「実はアレ、ウチの会社が作ってるんだよ」と自慢げに話してしまいます。そして、他社の製品も手にとって「この製品はよくできているな」「この部分がちょっと雑で甘いな」などと、ついつい仕事目線で品定めをしてしまっています。また、店員さんのレビューが書かれた手作りポップなどで自社の製品が高い評価をうけていたりすると陰で小躍りしてしまいます。他のお客さんがそれを手に取ってレジに持っていこうとする姿を見れば、嫁に行く娘を送り出す父親のような気持にもなったりします(笑)私は製造工程の第一線で常にいるわけではないものの、モノを作るという会社の一員として、造り手側の喜び、感動までも一緒にに味わせてもらっている、少し欲張りな体験を日々させていただいているのです。誰かに喜んでもらえることを仕事にできていることの幸せを噛み締めつつ、基本や初心を忘れることなくまた身を引き締めて仕事に取り組んでいきたいと思っています。